五十肩とは何か?


2007年11月28日

五十肩に対処するための体操

五十肩は、普段から肩をあまり動かさない人に起こりやすいとのことなので、ラジオ体操などで日常的に肩を動かしてやわらかくすることが、五十肩の予防につながるとのことです。

一方、五十肩になってしまった場合の体操には、いくつかの種類があります。
体操の内容を次にまとめてみましたが、安全で確実に体操を行うには、可能な限り専門家の指導を受けたほうがよいでしょう。

まず五十肩の初期(急性期)に行うもので、家でも手軽に取り組めるものとして、アイロンなどを利用する「Codmanのアイロン体操」があります。
具体的には、まずアイロンや水の入ったやかんなど(重さは1〜2kg程度)を片手に持って、反対側の手は机や台などにつきます。
そしてアイロンを持った側の手(腕)を肩の力を抜いて下げ、前後・左右に、無理の無い範囲でゆっくりと振ります。
またできる場合は、円を描くように大きく回す動きも行います。

参考:
肩こり・五十肩はアイロンで治療する?! - [50代からの健康法]All About

五十肩の慢性期(拘縮期)に行う体操には「ひねり体操」や「壁体操」があります。
ひねり体操では、まず頭の後ろで両手を組み5秒静止、を10回行います(腕の外ひねり)。
(両手が届かない場合は、少しづつ手が近づくように心がけます。)
もう一つ、腰の後ろで両手を組んで5秒間そのまま、を10回行います(内ひねり)。
後ろに組んだ手の位置は、徐々に高くしていくよう心がけます。

壁体操は、壁を補助に利用して腕を動かしていく体操です。
まず壁に向かって立ち、痛い側の手の中指と人差し指で、歩くように壁を上方へ伝っていき、できる範囲で腕を上げていきます。
(回数は10回ほど。)
次に、痛いほうの腕を壁に向くようにして立ち、同じ要領で腕を上げていくのを、10回反復します。

参考:
健康ネット | 健康づくり情報 | 医療 | ちょっと気になる体の異常
http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/
healthnews/100/020/k1636/index.html
全国生協連 ヘルスケア「五十肩」
http://www.kyosai-cc.or.jp/health/tpc/k_news/200211/200211.html

他には、棒を利用した「棒体操」があります。
棒体操は、下記アドレス先ページに解説があります。

リハビリワンポイント講座
http://www.shirankai.net/RH/onepoint001.htm

また、道具を使わずに行う体操が、下記アドレス先ページに紹介されています。

CHAMBER WEB ヘルス & ライフ
http://www.faro.nu/cw/exe/exe030207.html

ただしいずれの体操も、できるだけ専門家の指導を受けて行うのが、安全のために重要だと思われます。

参考:
NHK健康ホームページ:2006年8月3日 夏にご用心! 五十肩 | 手軽にできる予防術
http://www.nhk.or.jp/kenkotoday/2001/20060803/index.html
posted by 五十肩とは何か? at 02:17 | 五十肩に対処するための体操

五十肩の症状の推移と対処:慢性期(拘縮期)・回復期(雪解け期)

五十肩の急性期(炎症期)が始まって1〜2カ月経過すると、肩の痛みはある程度治まりますが、肩に運動制限があり、また肩を動かすと痛む「慢性期(拘縮(こうしゅく)期)」になります。
急性期よりも痛みは弱まるので、基本的には薬を使う必要は無いそうです。
この時期には、お風呂に入ったりホットパックなどを使ったりして、肩を温めて血行を促します。
また、肩を動かさないでおくと、痛みが消えた後にも拘縮が残ってしまうので、肩周りを柔らかくするための体操を行うことが大切です。
この時期の体操は、腕を外側・内側にひねる動きや、壁を利用して腕を上に上げていく動きを行い、肩が動く範囲を少しづつ広くしていきます。
(やはり、肩を温めてから体操を行うと効果的です。)

回復期(雪解け期)では、さらに肩の痛みがとれてきて、手が動かしやすくなります。
この時期に油断して体操などで肩を動かさないでおくと、痛みが消えても肩の運動制限は残ってしまいます。
そのため、慢性期(拘縮期)と同様に肩を温めつつ、体操を継続することが、五十肩を完治して肩の動きを取り戻すためには重要です。

参考:
健康ネット | 健康づくり情報 | 医療 | ちょっと気になる体の異常
 http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/
 healthnews/100/020/k1636/index.html
全国生協連 ヘルスケア「五十肩」
 http://www.kyosai-cc.or.jp/health/tpc/k_news/200211/200211.html
肩こり・五十肩はアイロンで治療する?! - [50代からの健康法]All About
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五十肩の症状の推移と対処:急性期(炎症期)

五十肩は、痛みが強い初期の「急性期(炎症期)」、痛みが鈍くなってくる「慢性期(拘縮期)」、痛みが消えてきて肩の動きも戻ってくる「回復期(雪解け期)」の順に、状態が推移します。

急性期(炎症期)は、痛み始めてから1〜2カ月の時期で、肩の周りの激しい炎症により、痛みが非常に強い時期です。
このとき、肩の痛みが徐々に始まるか、それとも急激に痛み始めるかで、対処が異なります。
徐々に痛みがきた場合は、炎症が強くないので、冷やすよりも温めるほうが効果的だそうです。一方、肩の痛みが急に始まった場合は、氷などで肩を冷やし、炎症を抑えることが大切です。
そして痛みが落ちついてきたら(3〜4日ぐらい経過後)、血行を促すためにホットパックなどで肩を温めます。
また、痛みの強い時期は、肩を動かさないで安静にしておくことも必要です。
痛みがかなり強い場合には、消炎鎮痛薬や外用薬を塗ることもあります。
(眠れないほど痛む場合は座薬を挿したり、局所麻酔薬やステロイド薬などの局所注射を行う場合もあります。)
痛みがある程度納まってきたら、肩周りの癒着を防ぐために、肩をよく温めてから「振り子体操」を行います。
この振り子体操は、腕を振り子のように動かす体操です。
具体的には、前かがみの体勢で足を前後に開き、痛みのある側の手で1〜2kg程度のおもり(ダンベルやアイロンなど)を持ち、腕を前後・左右に振り子のように振って動かします。
(もう片方の手は、机などについて支えます。)
最初は無理の無い程度に小さい振幅で、10往復を1回とし、1日に前後・左右を各1回づつ行うのを目安とします。
慣れてきたら、徐々に振幅を大きくし、また回数を増やしていきます。

参考:
健康ネット | 健康づくり情報 | 医療 | ちょっと気になる体の異常
 http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/
 healthnews/100/020/k1636/index.html
全国生協連 ヘルスケア「五十肩」
 http://www.kyosai-cc.or.jp/health/tpc/k_news/200211/200211.html
肩こり・五十肩はアイロンで治療する?! - [50代からの健康法]All About
posted by 五十肩とは何か? at 02:12 | 五十肩の症状の推移と対処

五十肩の原因:肩まわりの組織に何が起こるか

人間の肩関節の周りには、複数の筋肉や腱(コラーゲンの繊維でできている)、滑液包(筋肉と腱の動きを滑らかにする)といった、複雑な組織があります。
年齢を重ねると、各組織が老化して摩擦が生じるようになり、その状態が継続することで組織に炎症が起こって、肩関節の動きに支障が生じます。
この、肩関節の痛みと動きにくさを伴う状態が「肩関節周囲炎」です。
肩関節周囲炎から、さらに組織の炎症が進むと、肩関節の周囲に繊維層ができます。
そして関節の癒着が起こって肩関節の動きが悪くなり、まるで肩関節が凍りついたような状態になります。
これは、肩関節に疼痛と拘縮を伴う状態で「凍結肩」と呼ばれます。
「五十肩」が指す症状は、肩関節周囲炎と凍結肩の両方を含む場合と、凍結肩を指す場合とがあります。

参考:
健康ネット | 健康づくり情報 | 医療 | ちょっと気になる体の異常
 http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/
 healthnews/100/020/k1636/index.html
NHK健康ホームページ:2006年8月3日 夏にご用心! 五十肩 | 手軽にできる予防術
 http://www.nhk.or.jp/kenkotoday/2001/20060803/index.html
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五十肩の原因:生活習慣など

五十肩が起こる原因は、現在でも曖昧であり、はっきりとはわかっていないそうです。
ただし、どのような状況・生活習慣で五十肩が生じやすいか、また身体の組織で何が起こっているかは、ある程度は判明しているようです。

五十肩が起こる状況には、例えば植木の手入れや大掃除など、腕を上げた状態で長時間、作業をした後に発症することが多いそうです。
また日常的な習慣として、事務仕事などで肩をあまり動かさない場合、肩関節の機能が低下してしまい、やはり五十肩を生じる可能性が高まるようです。
また、冷房などで肩を冷やすと、肩関節の周囲の筋肉・血管を収縮させてしまい、肩の動きが悪くなることにつながるとのこと。

そのため、五十肩を予防するには、夏の冷房などで肩を冷やさないようにしたり、普段から体操などで肩を動かすようにすることが考えられます。

参考:
健康ネット | 健康づくり情報 | 医療 | ちょっと気になる体の異常
 http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/
 healthnews/100/020/k1636/index.html
NHK健康ホームページ:2006年8月3日 夏にご用心! 五十肩 | 手軽にできる予防術
 http://www.nhk.or.jp/kenkotoday/2001/20060803/index.html
posted by 五十肩とは何か? at 02:07 | 五十肩の原因

五十肩の症状

五十肩は、肩から腕にかけて痛みが起こり、また肩関節の動く範囲が狭くなってしまう症状です。
五十肩の痛みは、肩の動きに伴って少し痛む状態から、徐々に痛みが強くなり、やがて動かさなくても肩が痛くなるケースがほとんどだそうです。
(突然、強い痛みが生じる場合も、少ないですがあるとのこと。)
また、痛みとともに腕が上がらなくなり、

 ・腕を真上や真横に伸ばせなくなる
 ・後頭部を触る動作(結髪動作)をすると、肩に違和感や痛みを生じる
 ・履いているズボンにベルトを通したり、浴衣の帯やひもを背中で結ぶ動作(結帯動作)が行えない

といった状態になります。
特に、自動(自分で腕を動かす)・他動(他の人に腕を動かしてもらう)のいずれでも痛みを感じる場合は、五十肩である可能性が高いそうです。
「五十肩」は、40代〜60代に多く発症し、痛み自体は半年〜1年ほどで自然に消えるそうです。
しかし、体操などの適切な対処を行わないと、痛みが消えた後も肩関節の動きに制限が残ったままになってしまうので、症状の経過に応じて、適切な治療・体操を行う必要があります。

参考:
健康ネット | 健康づくり情報 | 医療 | ちょっと気になる体の異常
 http://www.health-net.or.jp/kenkozukuri/
 healthnews/100/020/k1636/index.html
肩こり・五十肩はアイロンで治療する?! - [50代からの健康法]All About
タグ:五十肩 症状
posted by 五十肩とは何か? at 02:04 | 五十肩の症状

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